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0877-58-4848

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矯正治療例

●矯正治療が必要な歯ならびとは

7.交叉歯列

歯ならび全体や隣との間に隙間がある。
  =交叉咬合(顔のゆがみにもつながる)

治療前
▲交叉歯列(正面)
▲交叉歯列(右側面)
▲交叉歯列(正面)
▲交叉歯列(左側面)
▲X-Ray(正面)
▲X-Ray(正面)
▲X-Ray(口元)
治療後
▲交叉歯列(正面)
▲交叉歯列(右側面)
▲交叉歯列(正面)
▲交叉歯列(左側面)
▲X-Ray(正面)
▲X-Ray(正面)
▲X-Ray(口元)
 
主訴 歯ならび、知人の紹介 診断名 全顎的交叉咬合を伴う骨格性アングルⅢ級下顎前突症例
初診時年齢 20歳4ヶ月 動的治療期間 20ヶ月
抜歯部位 非抜歯
使用装置 0.018"×0.025" standard edgewise
その他の装置 Palatal Arch、Quad Helix
保定装置 上顎 Begg Type Retainer、下顎 Spring Type Retainer
治療期間 44ヶ月 通院回数 28回
治療費用(税別)
装置料 プラスチック(50万円) 処置料 1万円×20回
保定装置料 6万円 経過観察 3千円×8回
診断時の特記事項
顔貌所見 中顔面部の上顎劣成長が認められ、若干の三日月様顔貌を呈していた。
口腔内所見 大臼歯関係は、両側ともアングルV級で、オーバージェット-3.0mm、オーバーバイト-2.5mmで全顎的なクロスバイトが認められた。
X-ray所見
セファロ所見 骨格的には、SNAが77.0°で上顎骨の後退が認められ、SNB 79.0°よりANBが-2.0°と重度の前後的不調和が認められる。また、Facial angle 80.5°、と下顎前突傾向を呈するが、FMA 26.5°とローアングル傾向であった。上下顎前歯部は舌側傾斜しているため、Ⅱは143.0°と大きく、U1 to A-Pogが0.0mm、L1 to A-Pogが2.0mmと後退していた。
パノラマ所見 左下以外に第三大臼歯が認められた。
批評・予後・リスク
批評・予後 骨格性の強い下顎前突症例であったため上下顎顎間関係の不調和が懸念されたが、上顎骨の拡大による上下顎顎骨幅計の改善と下顎歯列の後方へのアップライトにより口腔周囲筋などの緊張もなく良好な咬合が得られた。
リスク 保定終了時は安定しているが、舌機能などによる今後の咬合への影響が懸念される。